3日前、郵便ポストを除いてみると
見慣れた文字で書かれた封筒が入っていた。
名前こそ出せないが、誰もが知っている
メジャーミュージシャンからの手紙だった。
こういった手紙のやり取りをもう19歳の時に
彼が無名だったころに知り合って以来、続けている。
走り続けて14年、彼は喉を傷めて
半年間の休養に入るとのことだった。
相方のリードヴォーカルのKも持病の腰痛が悪化したため
同じタイミングで休養に入るとのこと。
英雄、ヒーロー、すなわち何事もできる人間とはなにか?
それを教えてくれたのが、ヴォーカル&ギターを担当する
彼の姿を見て、思い知った。
輝けるヒーローというのは、汗ひとつかかず
何事にも動じずに、すべてを冷静沈着に行う人だったと思っていた。
だけど、彼がメジャーデビューを果たした記念ライブを観たとき
汗だくで喉を枯らしながら歌うその姿を見たときに
この姿こそが、英雄の姿だと思った。
汗にまみれ、シャツから汗が滴り
観客のために、前へ前へと必至に声を奏でる姿は
決して美しいものではなかったけど、かっこよかった。
あれから10年以上経つが、彼が歌う姿は
このときとまったく変わっていない。
そこが成功の秘訣なのかもしれない。
初心忘れるべからず、言うは易いが実行は難しい。
僕も肝に銘じていたいと思う。
一人の友人として、一人のファンとして嬉しいことがある。
僕の思いを綴った手紙の中の一文が
時々、彼らがリリースする曲の歌詞として採用されていること。
こんな僕の書くフレーズでも、彼らの心を打つものがあるって
実にうれしいことじゃないか。
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