普段は紙巻きたばこの僕も、ゆっくり時間を取れるときは
葉巻をウイスキーとともに嗜む。
法的に黒だが、高校卒業後に父に連れられて行った
シガーバーが、僕と葉巻の最初の出会いだった。
「一人前の男になるなら、こういう店も知っておけ!」
父は18歳になり大学進学を前に控えた僕に、誇らしげに語った。
葉巻、すなわちシガーはたばこの中の貴族であると。
何も知らない僕にバーテンダーが勧めてくれた葉巻は
コイーバ シグロ6 チューブという高級な葉巻だった。
コイーバ シグロ6 一本4000円程度
この一本とともに出された、グレンフィディック12年とともに
慣れない煙になれないウイスキーに完全にやられてしまった。
これ一本でだいたい1時間から2時間は楽しめる。
故に葉巻は、煙を吸い込まずに口の中に含み、味と香りを楽しんで
ふかし、一服一服を大切に味わい尽くす。
あえて言おう、葉巻は紳士の嗜みである。
時々見かけるが、商談中に喫す会社社長や
フレンチレストランなどで、周囲の料理の進み具合いも考えず
葉巻を吹かす人を見かけるが、これはとても恥ずかしいこと。
欧米であれば、軽蔑されてもおかしくない行為だろう。
14年葉巻と付き合ってきて、思うことは
葉巻はいつ喫すかではなく、どこで喫すであると考える。
僕は基本的に、自宅かシガーバーでしかやらない。
やはり、葉巻は口にくわえるだけで威圧感を与えることから
人前で喫すことはどうしても憚られる・・・。
そして、葉巻の煙は周囲の影響力が強すぎるため
どこででも喫すことができるものではないなと感じる。
それゆえに、今、自室のお気に入りのプレジデントチェアーに身をゆだね
似合わないが、大好きなアイラモルトのブリックラディを傾けながら
コイーバ シグロ6 を楽しんでいる。実に至福のひとときだ。

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